「う、梅枝さんって、いつもこんなに早く登校しているの?」

「あいや、あたしはテニス部だから、朝練なんだよー」

「朝練にしては、逆に遅いような気がするけど……」

「遅刻しちゃったぜ! えっへん!」

 梅枝さんはどや顔で胸を張るが、普通に駄目な子だった。

「御法くんこそ、お早うさんだねー。毎日こんな早かったりして?」

「まぁ、大体はこの時間だよ。あんまりギリギリに登校するのって、好きじゃないんだ」

「ほほー、感心感心」